〜第七夜〜

Den Lille Havfrue(にんぎょひめ)


白銀の月明かりに導かれて彼女はやってくる。

日の光すら届かない深い……深い海底から……


腰まで伸ばしたプラチナブロンドは水に濡れ、

白く長い足は、今……緑色に妖しくぬめり輝く鱗と尾ひれとなりピチピチ水面を叩いていた。

「もう一度……お会いしたい」

星羅は溜め息混じりに呟いた。

十五の誕生日を迎えた先日――

海の上に行く事を許され、初めて海以外の世界を知ったあの日。

とても大きな船の上でニンゲンを見た。

尾ひれの代わりにある二本の足を使って歩いたり踊ったりしている。

だがそれよりも興味を持ったのがある行為だった。

下半身を露出させナニカを出し入れしているのだ。

ナニカが下半身で蠢く度にニンゲンの女は卑猥な声をあげる。

ずくん。と自分の中の何かが熱くなり疼いた。

しばらくそんな光景を見ていたら船が壊れた。

沢山いたニンゲン達は船から放り出され沈んでいった。

そんな中、目の前を一人のニンゲンが潮に流されてやってきた。

抱きとめるとある考えが頭に浮かんだ。

「さっきニンゲンがやってたこと……試してみよ」

海岸までニンゲンの男を運ぶと服を剥ぎ取り、ぺちゃぺちゃと下半身部分を舐め始めた。

「ここ……だったはず……」

記憶の糸を手繰りつつニンゲンの女がやっていた事を真似る。

くちゅくちゅ。こしこし

ぐったりとしていたモノが活力を得て漲っていく。

「んっ!んんっ!?

ふごい……かたふ……」

生命力滾るモノに驚きつつも更に行為をエスカレートさせていった。

んぐんぐと口に咥え、ごりゅごりゅと手でさする。

「んぐつ!?」

突然の反応に驚いた星羅は口からモノを離し海面へと戻った。

口を開けると白い液体がふぃよふよと浮かんでいる。

「なにこれ……?」

じっくり眺めたかったがニンゲンがいっぱい現れはじめたのを見て星羅は急いで海のお城へと戻ったのだった。


しばらくして海の上で見た事、体験した事を全て魔女に話していた。

「あれはなんだったの?

そして……未だ熱くくすぶるこの想いは一体……何?」

「フフフ……どうしても知りたい?

わたくしはそれをよぉ〜っく知ってるわよ……

それは神が与えたもうた享楽。

でも……このままではダァ〜メ♪

足が……なきゃ、ね?

だから。。。」

くすくす笑いながら魔女は棚の瓶を手に取り次々煮え立つ釜の中へ放り込んでいく。

「お前に足をあげる……。」

魔女は星羅の髪をぐいと引っ張り、耳元で囁いた。

「大事な事だからよぉ〜っくお聞き!

薬の効果は何もしなければ三日。

三日経ったらお前は人魚に逆戻り……

白くて細〜いあんよはみるみる醜いギラギラ光った鱗だらけの尾ひれ」

星羅はごくりと息を飲んだ。

「どうすれば……?」

魔女は星羅を突き飛ばすとニヤリとほくそ笑み両手を掲げた。

「人魚に戻りたくなければ方法はひとつ!

三日の間にニンゲンの男と交わり、お前の中にたぁ〜〜っぷりと男のエキスを注ぎ込むのよ!!

さぁイクがいい!未知の快楽を求めて!

そして肉欲に溺れ果てるといい!!

あ〜っはっはははははぁぁぁぁぁ」

魔女の哄笑を遠く聞き星羅は海上へと泳ぎ急いだ。


「ん……う……ん」

「気がついたか?」

目を数回瞬かせるとぼんやりと景色が見えてくる。

「ここ……は?」

「俺、いや私の私室だ」

傍にいた男はどこか恥ずかしげに咳払いするとこちらに向き直り星羅の頬を触った。

「……?」

「吃驚したぞ?いきなり海辺からお前が現れて……船が難破したのか?」

「え?え、えぇ……」

適当に相槌をうち戸惑う星羅に男はいきなり下半身の出して寝転っがると足にアノ部分をこすりつけてきた。

「な、なに?

て、いうか足!!足がある!!」

そこには見慣れたひれがなく二本の足があった。だが男は当然という態度で話を続ける。

「何って……お前だろう?

数日前溺れていた所を助けてくれたのは?

ついでに足コキで抜いてもくれただろ?

お前の足、とっても気持ちよかったぞ。

再会した記念に一発抜いてくれ」

「…………。」

抜くってなんだろう?

星羅には意味が分からなかったが初めて海の上に出た時と同じような事を足でしろ。というのは理解った。

試しにこにゅこにゅと生暖かいブツを足の指先でこねくる。

いつも感じていた尾ひれの冷たさがなく彼の体温が足を伝わり全身に広がる。不思議な感覚を感じていた……。

彼は気持ちよさそうに目を閉じている。

しばらく無言でくにくに弄んでいると前のようにぐんぐん硬く熱く長くなってきた。

片足だけでなく両足でふにふに刺激する。

先っぽから透明な液体がじゅるじゅる溢れだす。

これが気持ちいいんだ……。

あたしはあんまり気持ちよくないんだけどな……。

うっとりした吐息を漏らす彼をみて星羅は物足りなさを感じつつもくにくに刺激を与える。

「くっ……」

彼のモノがビクンビクンと大きく数回痙攣すると先端からぶばしゅ!と白い液体が吐き出された。

「ひゃぅ!」

声を出し足を離すと彼はむくりと起き上がり満足げな表情を浮かべた。

「あぁ……すっきりした。またよろしくな!」

「ふぇ……?」

彼はそれだけいい残し星羅は一人部屋に取り残された。


「薬の効果が切れるまであと一日……

早く男のエキスを中に取り込まなきゃ人魚に戻っちゃう……」

隣を見ると彼は気持ちよさそうに寝息を立てている。

焦った星羅は昨夜、中に挿れて!と必死に頼んでみたが笑って拒絶された。このままではいけない。

別のニンゲン探そ……

そう決意した星羅はこっそり部屋を抜け出したのだった。


ごっすん!

「ぴゃぅ!」

「おっ……と。大丈夫かい?」

男の声が上からかかる。

「う……ん……」

鼻をさすりつつ上を見上げた瞬間、男の顔に驚愕が刻まれた。

「は、裸!?」

だが、男の表情から驚きが消え納得へと変化していった。

「なる……。あいつが言ってたのは……」

……?

男は笑顔で首を傾げる星羅の肩に手を回し話しかけてきた。

「よし!おにーさんとイイ事しよ!

俺は隣国の王子。

ここの王子とは幼馴染なんだ」

「いい……こと?おーじ?」

「そ♪いいこと〜」

「エキス……くれる?」

「エキス?ああ、いいぜ。たぁ〜っぷりやるよ」

部屋に入ると男は星羅をベッドに乗せ、身体をあちこち触り始めた。

「んっふ……!」

男の愛撫に星羅はキスで応えた。

舌を入れ、くりくりと歯茎や歯を舐める。

大きくなったモノを星羅に握らせようとした動いた所で星羅が少しばかり男から距離を取って離れた。

「だめ……」

「なんだよ?いいからヤラせろよ。

素っ裸で誘ってきたのはお前だぜ?」

「チガウ……

手や足じゃないの……」

やや怒気を帯び始める男に星羅はおずおずと足をひろげ話しはじめる。

「エキス……貰わないと……あたし……消えちゃう。だから……ここに……エキス……欲しいの。頂戴……」

誘うように陰部を指で広げねだった。

すると男はそうかそうか。とすっかり上機嫌でそそりあがったモノを愛液に濡れて光る星羅の中へと挿れ始めた。

「あふ……」

「どうだ?男の味は?」

「いい。気持ちひい……」

男はそうだろ、そうだろ。と頷き腰を動かす。

「あ、あ……あん。あっぅ」

ずぶずぶと男が腰を上下左右・激しく緩やかに動くたびに中からたとえようもない喜びがお腹の中から湧き上がってくる。

「いいよぉ〜、とっへもいいのぉ〜〜」

あたしは男の背中にしがみついてがむしゃらに腰を振る。

「よし、出すぞ!」

「あぁ……せひらの中にいっひゃいらしてぇ〜〜」

どっくんどくん……

「アツイ……とってもあっついの……

これが……エキス……」

「へへ……おいおい星羅……

これでおしまいじゃないぜ?

ここからが……始まりだ」

そう言って男は喘ぐ星羅の口に自分の口を重ねた。


その後……人魚姫はどうなったか?というと……

隣国の王子に引き取られ王子とその他大勢の召使いに夜な夜な可愛がられ人間として幸せに暮らしました。とさ……。

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